人材育成

【人間関係構築】職場における「雑談」の重要性を解説!!

皆さん職場などで雑談は行えていますでしょうか。

雑談を好まない上司がいてできない。

雑談できる人がいない。

雑談が許されない。

環境的な制約もあるでしょう。

雑談は職場における信頼関係、人間関係を構築する上で最も重要と私は考えます。

そんな「雑談」の重要性について今回解説します。

職場における「雑談」の重要性を解説!!

なぜ職場における「雑談」は重要なのか?

人と人の信頼関係はお互いその人がどんな人か理解した際に、構築されるものです。

すなわち、相手を知らなければ、相手を信頼することはできません。

では相手を知るにはどうすれば良いか?

それは、まず相手と会話をすることです。

会話→雑談をすることで、その人の趣味・趣向がはじめて理解することができます。

業務上の会話のみでは、その人がどういった人なのか理解できません。

なので、人を理解するために「雑談」は重要なのです。

さらに実体験を交えて「雑談」の重要性を解説します。

雑談をした人 しない人

私が昔付き合いがあり、今も関係性が築けている人は皆「雑談」をし、それなりにお互いを理解した人がほとんどです。

仕事として関わっていた時間は短いが、少ない時間で雑談をした人は、今でも関係を築けています。

一方で、仕事として関わる時間は長いが、雑談ができていない人は今関係性がありません。

このことからも少なからず「雑談」の効果はあったと思えます。

つまり、関わった時間の短い、長いは関係なく、「雑談」をしたかしないかが重要なのです。

もう一つ直近の実体験をご紹介します。

リモートワーク環境となり雑談が減少

リモートワーク下が普及し問題となったことがあります。

それは雑談をする機会が減ったことです。

まったく誰とも話さずに、一日を終える人もいるそうです。

確かにリモートワーク下で人と会話する場合は、打ち合わせや会議のみとなるケースはあります。

対面だったときは、隣の人と雑談をすることも日常的だったが、それができなくなった。

結果、新設されたチームなどでは、業務上の会話しかせず、1か月ほどでチームが崩壊した事例もありました。

そのチームのリーダーに状況を聞き、問題解決を試みると、最終的にたどり着いたのが「雑談できていない」ことが原因でした。

他のチームでも同様の試みを行った結果、やはり「雑談できていない」が原因でした。

結果、私は「雑談」の重要性を再認識し、この記事を書こうと決めました。

「雑談」は仕事の成果を出すためにも必要

仕事で成果を出す人は、雑談もしっかり行います。

相手を知るため、自分を知ってもらうため、雑談を行います。

そして、信頼関係が構築されると依頼や提案も受け入れられ、仕事としての成果を上げることができます。

しかし、業務上の会話しか行わないと、いつまでも相手から信頼されず、業務が進まず、成果を出すことができなくなります。

私の部下で「雑談」が苦手な部下と「雑談」が得意な部下を比較しました。

その結果「雑談」が得意な部下は、目に見えるかたちで大きな成果をあげていました。

なので、仕事の「成果」をあげる上でも、「雑談」は重要と考えられます。


多かれ少なかれ、「雑談」の重要性は理解いただけたかと思います。

人との信頼関係を構築、人間関係を構築する上で「雑談」は重要と、皆さんも再認識してください。

次に、「雑談」のテクニックをご紹介します。

雑談のテクニック 「雑談力」

全員に雑談をする必要はない

雑談は仲良くなりたい人、仕事上で重要な人、今後も関係性を持ちたいと思う人を、優先的に雑談しましょう。

全員と雑談をするのも構いませんが、業務次第でお願いします。

また、中には仕事中は雑談を許さない人もいるので、配慮しましょう。

少し話せば、この人は雑談OKか判断ができます。

業務中、雑談は会話の主目的ではない

はじめから雑談をしに行くのは辞めましょう。

業務上の話をした上で、ついでに雑談をしましょう。

雑談ばかりしていても、この人は何しに会社に来ているのだろうかと思われることもあります。

休憩時間 飲み会の時間

休憩時間、飲み会の時間は絶好の雑談タイムです。

相手を知り、自分を知ってもらえるチャンスです!

関係を持ちたい人雑談を試みましょう!

好印象を与える「雑談」テクニック

好印象を与えるテクニックは、まず相手に話したいことを話させてから、自分の話をすることです。

はじめての人なら、まず自己紹介をしてから、相手に話してもらいましょう。(礼儀です)

また、目上の方に意見を求める際は、自分の意見を先に言う方が望ましいです。

意見を聞く前に自分の意見を言うのが礼儀」を気にする人もたまにいるからです。

(私はこの礼儀を気にする人とは合いませんw)

要するに、礼儀を守りつつ、相手が話したいことは話させてから、自分は話すようにしましょう。

上司としての「雑談」テクニック

私はチームの打ち合わせ、少人数の打ち合わせなどには、必ず雑談を挟むようにします。

よっぽどの会議ではない限り雑談は挟みます。

上司としても部下との重要なコミュニケーションの場なので、それを活かさない道理はありません。

なにより、部下は、上司から雑談を振られると喜びます。

上司としても部下を知ることができるので、今後の部署、チーム運営における重要な情報を入手できます。

なので、上司側から雑談を投げてあげることで、チームの運営もうまくいくと私は考えます。

リモートワーク下での雑談

上司としての「雑談」テクニックと重複しますが、少ないコミュニケーション機会である打ち合わせ時に雑談を挟むようにしましょう。

チームなど小規模の打ち合わせならば、絶対にやるべきです。

時間が取れない場合は、WEB上でお昼を食べたり、WEB飲み会を開いたりしましょう。

はじめは、上司やリーダー、先輩社員から切り出してあげましょう。

まとめ

以上、「雑談」の重要性と簡単なテクニックです。

「仕事の成果」+「雑談」があって、職場では人間関係が構築されます。(信頼関係も同様)

「仕事の成果」だけではよい人間関係は築けません。

むしろ「成果」も人間関係が構築できていなければ、ほとんどのケースで上げることができないとも言えます。

なので、仕事の成果を上げる意味でも、「雑談」は重要なのです。

皆さんも職場で何気ない「雑談」をしてみてください。

今以上に、人間関係も構築でき、仕事で成果も出せるでしょう。

また、チーム運営で困っているリーダーや上司の人は、メンバーや部下に対して「雑談」の場を設け部下を知り、自身を知ってもらう機会を作りましょう。

上司と部下の関係性を築くことのコツは、お互いのことを知ることです。

既にチームが崩壊していない限り、チームが良くなるのは間違いないです。

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