これからコンサルタントになりたい、コンサルタントに憧れているが、実際に何をするかわからない方もいるでしょう。
IT、戦略、経営、人事コンサルタント、すべてで共通する業務と必要スキルを紹介します。
大事なスキルというより基本スキルになりますので、要チェックです!
コンサルタントに必要な基本スキルとマインドを紹介
顧客折衝 コミュニケーションスキル
コンサルタントの最重要業務は、「顧客折衝」になります。
「顧客折衝」をしなければ、何も進みません。
つきまして、必要なスキルは「コミュニケーションスキル」になります。
具体的に「顧客折衝」は、
・プロジェクトの計画や案件獲得に向けた「プレゼンテーション」
・現状や問題点を整理するために行う「顧客ヒアリング」
となります。
その他、ことあるごとに顧客への「報連相」も必要になります。
ただコミュニケーションをすれば良いという訳ではなく、「論理的に」、「誰にでも伝わりやすく」話すスキル、顧客の話を聞く「質問力」、「傾聴力」が求められます。
論理的且つ、筋道の通った説明が求められます。
コンサルタントでよく「論理的思考」が求められるのはその理由になります。
「論理的思考」について様々なフレームワークや手法がありますが、ようは説明がすべて一貫した内容であれば問題ありません。
「結論」→「根拠・理由」→「例えば(具体的に)」→「結論」のように話すことを意識しましょう。
プロジェクトマネジメント マネジメントスキル
プロジェクトによっては「プロジェクトマネジメント」を行う必要もあります。
つきまして、必要なスキルは「マネジメントスキル」になります。
プロジェクトのリーダーとして、プロジェクトの成功までリードする必要があります。
中には、PMOとして顧客先PMの支援を行うプロジェクトもあります。
「マネジメント」の業務としては、
・チームメンバーの管理
・プロジェクトの進捗管理
・プロジェクト課題やチーム課題の管理・改善
となります。
マネージャー以上になると複数のプロジェクトを抱えることもあります。
資料作成 資料作成スキル
コンサルタントの手を動かす作業の大半がこの「資料作成」業務になります。
残業の原因ですね。
PowerPointやExcel、Wordは一通り使用できることが求められます。
Excelは、ピボットテーブル、関数、表計算は最低でも使用できた方が良いです。
PowerPointについては、先輩社員が作成したものを参考にしつつ作成できるレベル(この機能を使って作成したと理解できる)は最低限あった方が良いです。
上司が紙に書いたものを資料化するなどのオーダーもあります。
ここまでがいわゆる「コンサルティングスキル」になります。
コンサルタントは様々な領域での「専門職」に分類されます。
なので、ITの知見、セキュリティーの知見など、専門的知見が必要になります。
コンサルタントとは「コンサルティング」×「専門知識」であると私は考えます。
どのような分野でもコンサルタント職はありますので、自らの強みが発揮できるコンサルタントを目指しましょう。
必要なマインド
最後に私の考える必要スキルを記載します。
こちらはコンサルタントに限らず、全職種必要です。
全て揃っているのであれば、どんな業務でもこなすことができるでしょう。
スキル | 説明 |
主体性 | 自分で決めて行動できる力です。 |
やりきる力 | 仕事が大変でもやりきるまでやることができる力です。 |
勤勉力 | 情報をキャッチアップする力、高いアンテナを張る。 読書やセミナーに参加しましょう。 |
楽しむ力 | どんな仕事も楽しめる力は、精神的要因でも強みです。 |
相手を思いやる(顧客ファースト) | クライアントもそうですが、クライアント企業の お客様のことを考えましょう。 |
コンサルタントは1人あたりの「単価」が高く、クライアントの社員がコンサルタントに求めるハードルは高いです。
コンサルタント=「プロフェッショナル」でなければなりません。
「プロフェッショナル」であることを常に意識しましょう。
-
就職すべきコンサルティングファームを9社紹介!!自己成長が期待できます!
皆さん、こんな悩みはありませんか? 「コンサル会社がたくさんあって選べない」、「コンサルティングファームの違いがわからない」、「コンサルなら中小でもいいのか」など コンサル関連の会社は日本だけでも数百 ...
続きを見る
-
「サブコン」派遣業中心の中小コンサルティングファームについて
コンサルティングファームの中には、大手コンサルファームの2次受け、3次受けで仕事をする企業もあります。 ここでは「2次受け」、「3次受け」会社を「サブコン」と呼ばさせていただきます。 ※SES(Sys ...
続きを見る