就職情報

IT企業の仕事と特徴を理解してIT企業に就職しよう!

IT企業で今後仕事をしたい方向けに企業選びのコツをお教えします。

現在日本全国でIT企業40000社以上あり、企業選びも大変ですよね。

まず一般的なIT会社が何をしているかを解説した上で、どういった企業を選べば良いか解説します。

IT企業の仕事と特徴を理解してIT企業に就職しよう!

IT企業では本社で仕事をする「社内SE」と「SES(System Engineering Service)」を従事している会社があります。

まずそれぞれみてみてください。

IT企業の仕事と特徴について

社内SE

まず「社内SE」は、大企業の情報システム部に勤務し、業務内容としては多岐に渡ります。

社内アプリケーションの保守・運用

主に社内アプリケーションの保守・運用対応をしており、アプリケーション自体の改修・作成等は開発ベンダー(開発会社)が行っています。

社内SEとしては、アプリケーションにシステム障害があった際対応する、改修対応などの要件策定、チームリーダーとして案件を推進していく業務がほとんどとなります。

基盤システムの管理

データベースやサーバー、インターネット環境(インフラ)の構築・保守などアプリケーション担当よりもより技術的知見が必要になります。

業務としても保守作業や管理業務が多くなります。

機器管理

社員の携帯端末やPCといった仕事に必要な機器の管理を行います。

各機器の入れ替え対応や不具合時の処理を担います。

アプリケーション開発

アプリケーションの開発する部隊も中には存在します。

実際にプログラミングを行い、アプリケーションやソフトウェアの開発を担います。

経験を積むことにより、開発チームのマネジメントや管理を行うこともあります。

上記のような対応がほとんどであり、各企業の情報システム部の規模により、業務範囲が異なります。

規模の小さい企業ですと、上記対応をすべて担うこともあります。


SES(System Engineering Service)

SESは、自社内で作業をするのではなく、お客様の企業に常駐し作業をします。

常駐先での作業は、上記「社内SE」で触れた作業が業務になります。

プログラミングや開発者として常駐することが多いですが、中には「社内SE」の人手が不足した場合に運用・保守作業や管理業務を行うこともあります。

中小企業の多くが「SES」としてお客様先に社員を常駐させるビジネスを行っていることが多いです。

IT技術者が少ない売り手市場だからこそ安定して売り上げを出すことができるのが特徴です。

主な売り上げは「1人あたりの単価」になります。

以下のように大手元受け企業からの依頼で2次受け企業が作業することもあります。

2次受け企業の社員は、常駐先企業で仕事をします。

勤務体系は常駐先に合わせることとなります。

SESのメリットとしては、多くの企業で経験を積むことができるので、人脈の形成や各企業のサービス、業界を知ることができる点となります。

またデメリットとしては、経験したことが無い業務やプログラミング言語のプロジェクトに参画することが難しい点です。


IT企業の選び方

プログラミングがしたい

中小企業にて、プログラミングや開発をしたい方は「自社サービス」を持った企業に就職するとプログラミングやシステム開発業務をすることができる可能性が高いです。

求人の募集要項にも「自社サービスの開発・改修作業」「新規サービスの構築」が記載されています。

また、大企業の場合は、システムの基本知識を身に付ける上で、若い内にプログラミング教育に力を入れる企業もあります。

大企業の求人票では、「PG(プログラマー)」「開発担当」など明記されている場合は、プログラミング業務ができる可能性が高いです。

求人に明確な業務が記載されていない場合は、配属によってはプログラミングをする機会が無いかもしれません。

実際にプログラミングをしたくてIT企業に入社したが、何年間もプログラミングをする機会が設けられなかった人を、多くの企業で見ています。

求人の募集要項にはすべての業務を記載している訳ではないないので、プログラミングができるか確認すると良いでしょう。

皆さんはしっかり下調べをした上で、選考に臨みましょう。

IT企業は先ほども触れたように、売り手市場且つ、人で不足になりますので、中小企業であれば「未経験」でも十分に採用される可能性があります。

手に職を付けたい人にとってオススメです

1人称で開発が可能なくらいスキルを持つことで、フリーランスとなり高額な報酬を受け取る人も多くいます。

社内SEがしたい方

社内SEがしたい方は、事業会社(サービスを展開している企業)の情報システム部システム関連部署を選びましょう。

ただし、事業会社の情報システム部の採用枠は少ないので、競争率は高めです。

実際求人を見ても募集は少ないです。

求人サイトに載っていないければ、企業の採用ページを確認しましょう。

また、中途採用では、ある程度のIT業界の経験を求められるので、未経験者には不利なことが多いです。

未経験でIT企業にチャレンジしたい方は、中小企業で経験を積んでから自信を持って事業会社の社内SEを目指すことが無難です。

中小企業では、未経験の採用も募集している企業が比較的多いです。

ITコンサルタントになりたい方

ITコンサルタントになりたい方は、大手~中堅コンサルティングファームをおすすめします。

各コンサルタント職で募集していますので「ITコンサルタント」を選択してください。

中途採用枠で、IT経験がない方は入社が難しいかもしれません。

中途採用では実務経験が問われます。

大手コンサルティングファーム薦める理由は教育環境が整っている点です。

コンサルタントとしてのスキルやITの専門知識を得る教育が整っており、優秀な先輩社員も見て成長することができます。

近年、キャリアアップとして「SE」や「PG」からITコンサルタントになる方も増えており人気の職種でもあります。

(業務は大きく変わらないかもしれないが、年収は上がります)

注意点としては、中小や派遣業務中心のコンサルティングファームでは研修制度が整っていないケースがあります。

別途関連記事がありますので、ご確認ください。

就職すべきコンサルティングファームを9社紹介!!自己成長が期待できます!

皆さん、こんな悩みはありませんか? 「コンサル会社がたくさんあって選べない」、「コンサルティングファームの違いがわからない」、「コンサルなら中小でもいいのか」など コンサル関連の会社は日本だけでも数百 ...

続きを見る

「サブコン」派遣業中心の中小コンサルティングファームについて

コンサルティングファームの中には、大手コンサルファームの2次受け、3次受けで仕事をする企業もあります。 ここでは「2次受け」、「3次受け」会社を「サブコン」と呼ばさせていただきます。 ※SES(Sys ...

続きを見る

SESがしたい方

大手SI企業(NTTデータやNECなど)や中小企業で人材サービスを行っている企業を選択すると良いです。

未経験な方でも参画できる案件はありますので、未経験な方もご安心下さい。

はじめはデータ入力や、開発プロジェクトのテスト対応などになる可能性もありますが、ITとは何か学ぶながら業務をすることで確実にスキルアップできます。

多くの中小IT企業では「SES」は行っていますので、もし気になる方は企業に確認してみましょう。


IT企業はまだまだ人手不足で今後も成長していく業界であり、今後もIT企業の起業も続くでしょう。

そして、これから成長していく企業になり、大企業、中小企業それぞれ良さがあります。

他先進国に比べ日本は、世の中のIT化も進んでいません。

IT人材が増えることでますます日本がIT化され便利になることを私は願います。

そういった世の中を変えていくIT業界、楽しいですし、オススメだと私は思います。

就職活動の際、手に職をと考えてる方、PCスキルがある程度ある方は是非IT企業を入社してみて下さい。

スポンサーリンク

人気記事

-就職情報

© 2024 Nabeconblog Powered by AFFINGER5