新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、コンサルティング業の今後はどうなるか気になる方もたくさんいるでしょう。
今回、コンサルティング業界の今後について解説します。
今回は以下、情報を得たい方にマッチした記事となります。
コンサルタントになりたいけど今後が不安な人にはおすすめな記事です。
トピック
- コンサルティング業のこれからを知りたい
- 今後生き残るコンサルタントはどういったコンサルタントか知りたい
- 【コロナ禍】コンサルティング業界の現状を知りたい
コロナ禍で変化したコンサルティング業界の今後
結論、新型コロナ禍であっても、コンサルティング業は今後も発展していくでしょう。
そして、今のコンサルティング業の構図はそこまで変化しないとも言えます。
コンサルティング業の構図とは、現在コンサルティング業の市場のほとんどが、大手コンサルティングファームやSierが握っているということです。
一部の中堅ファームも負けじと様々な対応をしているが、案件やプロジェクトのほとんどは大手が握っているのが現状です。
大手コンサルティングファームは、ITなどの先進技術に対して常にアンテナを張り、先進技術を自社で開発することも可能となりました。
また、企画構想などクリエイティブな部分にも着手し、大手コンサルティングファームがこぞって広告代理店やマーケティングに強い会社を買収し、拡大しています。
このように、コンサルティングファームは常に新しいことに目を向けているので、業界としてはこれから先も発展・進化していくでしょう。
では所属するコンサルタントはどうか。
生き残るコンサルタントは?
コンサルタントとしても常に新しいことに目を向けていなければならなくなり、これまでの経験や実績だけでは、勝負が難しくなってきました。
すなはち、大手コンサルティングファームに所属してるコンサルタントも油断できないということです。
大手コンサルティングファームは、常に採用にも力を入れていて、先進技術や最新のニーズとなる人材を各所から集めています。
ある一定のことしかできない、ニーズが満たせないコンサルタントは、大手コンサルティングファームに所属していても、やれることがないかもしれません。
なので、既存のコンサルタントもニーズを満たすため、レベルアップが必要になります。
つまり、生き残るコンサルタントは、ニーズを理解し、ニーズを満たすよう常に学ぼうとするコンサルタントです。
コロナ禍のコンサルティング業界
少し、現状の話をします。
新型コロナウイルスが感染拡大し、コンサルティング業にも大きな打撃がありました。
それは、お客様である、製造業や観光業などの業績が悪化したことが原因です。
コンサルタントとしても、担当していたプロジェクトの取り辞め、プロジェクトの延期など、担当する案件がなく、待機するコンサルタントが増えました。
しかし、この大打撃を受けた状況でも、活況なコンサルタンもはいます。
それは、先程も触れましたが、時代のニーズを理解したコンサルタントです。
例えば、リモートワークが普及する、生活様式が変わるなどといち早く世の中のニーズを理解したコンサルタントは、新たなスキームを構築し、各企業に売り込みに行きました。
企業としても、これまで人力でなんとかやっていた業務を効率化したい、デジタル化したい気持ちになり、ニーズを理解したコンサルタントにとっては好機となりました。
2020年9月現在、待機していたコンサルタントも徐々に案件に入ることができ、待機者は減ってはいます。
ただ、各コンサルティングファームの状況を聞いても、まだまだ、全員が案件に従事するのは先となると言われています。
新型コロナウイルス感染拡大前のように、誰もが案件に従事できることは今後ないと言うコンサルタントの方もいます。
コンサルタントでも、案件がなく待機しているコンサルタント、活況なコンサルタントがいることを理解してください。
なので、コンサルタントへ転職したいという方は、なるべく大手コンサルティングに就職すると良いです。
プロジェクトも大量にあり、自分の成長にも繋がります。
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なべやんの経験
売り手市場であったコンサルタントでさえ、人が余っている状況です。
お客様としてもコロナ前のように、多くのコンサルタントを起用することに抵抗感があるように思えます。
それだけではなく、高いコンサルフィーを払うのであれば、コンサルタント経験を持った人材を採用しようと動いている企業もあります。
いつかは事業会社へと考えているコンサルタントにはチャンスな時かもしれませんね。
私自身もコンサルタントとして危機感を感じていて迷う部分もありました。
これまでは、コンサルタントは一定の実績・成果があれば、これまでは仕事ができていました。
しかし、Withコロナとなり、お客様の求める価値も高くなりました。
また、コンサルタントを扱うか見直しする企業もあります。
そして、顧客の要求も高くなると考えられます。
なのでより社会状況やお客様のニーズを理解した上で、問題解決を行う必要があります。
10年前の実績など役に立たないかもしれません。
お客様の求めるものは、昔の実績ではなく、今やこれから先どうするか、既存の方法ではなく、新しい方法(手法)なんだと感じました。
新型コロナウイルスはコンサルティング業界にも大きな影響を与えました。
私自身、今後コンサルティング業界がどう変化するか楽しみです。
■転職エージェントについて
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